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私が思っている事:2013年7月(A to Z 復刊 第3号掲載)

コマーシャルするということ

私はこう見えて家事が好きで得意である。

特に料理には力を入れている。

おいしい食事は人を、家族を幸せにすると思うからである(というよりも、自分が美味しいつまみで呑みたいだけなのだが)。

その料理力がアップしたのは、優秀な包丁に出会ったときからだと思う。

大好きな料理家がその包丁を愛用していることを知り、またちょうどそのころその包丁の広告に出会い、またそのちょうどそのころまさにその包丁がたまたま偶然行ったお店で出会い、もう買うしかないでしょう、とのことで購入した。

その包丁の質感、フォルム、まさに私の好み!さらにその切れ味といったら!!めちゃくちゃ料理上手になった気分。

その包丁のみでなんでも切ります。切れます。

この出会いがなかったら今の私はないぐらい(言い過ぎ)その包丁の名前は“GLOBAL”。

こんな風にある商品や人の事を知り、出会うことで、生活の質が豊になったり、技術が向上することがあると思う。

それを病院にたとえたらどうだろう。

この病院に出会わなければ今の自分や家族はない!と思うことはないだろうか。

スタッフとの関りや支援によって、いまよりさらによい生活、精神の安定が図れることがあるはずだ。

家族の中だけで考えていたり、見よう見まねの介護で疲れ果てていたり、今いるところが全てだとおもって、色々我慢している人がいるかもしれない。

私たちはそれを“最高のやさしさ”で支援できるのではないだろうか、いやしなければならない。

私は尾﨑病院のスタッフにはその力があると思っている。

だからこそ、コマーシャルしなければならない。

尾﨑病院を知ってもらわなければならない。

そして、自信をもってコマーシャルし、がっかりさせないようにするためにも私たちは学ばなければならないし、謙虚でなければならない。

私たちは係わるすべての人の生活の質を上げ、心豊かに人生を送れるようにすることが使命なのだから。

尾﨑 舞

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